エコレとは【NBSクリエイト】

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食用油ろ過システム「エコレ」とは

エコレは業務用の食用油ろ過システムです。遊離脂肪酸・劣化物・臭い・酸化・汚れを吸着・除去し、食用油の品質をキープしつつ長持ちさせる効果があります。また、厚生労働省が食品添加物として認可しているものだけを使用しているので安心です。
油の劣化特性とエコレ処理について
油の劣化特性
@初期段階では、劣化の進行が遅い(A点)
(このA点までの期間を誘導期間と呼ぶ)
※初期段階での、エコレによる脱色の効果は非常に良いものとなります。
A以降は、劣化が激しくなり加速的に進みます(B点)
(揚げカスや水分を残したまま調理するため劣化が進む)
B最後は、劣化の速度は遅くなり、反応は停止(C点)
※加熱時間が長くなる程、エコレによる脱色効果は落ちる。
これは、油中に色素が溶解(沈着)していくためです。
エコレは、左図の「油の劣化特性」に鑑み、早い段階で油の汚れを吸着除去し、油を回復させることを繰り返すため油の寿命を延ばすだけでなく、酸価値を下げ、体に有害となる劣化物(遊離脂肪酸)を除去し、美味しく、健康的で、高品質の油を提供します。
エコレ主成分の効果
厚生労働省「食品添加物公定書第8版」に『エコレ』の主要成分の効果が下記の通り記載されています。
  • 濁りの原因とされる高分子たん白の除去
  • 原料は、食品中に溶出せず、清澄効果に優れている
  • 成分に影響を与えない
  • アミノ酸、ビタミン類、糖などの成分は分解せず、これらの超微粒子成分は吸着しない
  • 細菌数を低下させる
つまり、風味はそのままに、汚れだけを安全に除去する効果があります。

※ご注意
製造用剤としての食品添加物は、甘味料や着色料など直接食品に添加するものとは性質が異なります。(事業者様において、うちは無添加を売りにしている…と言われる場合があります)エコレの製剤は、食品に溶出せず、吸着処理後にフィルターで完全に除去され、製造用剤として使用してます。同製造用剤は、食用油やビール、しょうゆ等の製造において使用されており、食品に添加して食するものではありませんので、性質が異なることをご理解いただき、安心してご使用ください。
エコレの原理
エコレの原理図解
「エコレ」は上記のような食用油の製造と同じ処理(脱酸、脱色、脱臭)を行います。
最も効果的に劣化物を吸収・除去し、油の品質を保持します。
エコレの4大メリット
01.油の品質改善
弊社が新開発しました究極のろ過システムにより、色目・におい・味・酸価値・揚がり方が驚くほど回復します。揚げ物を続けていくと、炭化と劣化物の蓄積によ り、体に有害な物質が発生します。この有害な物質が、胃もたれや食中毒の発生の原因となります。エコレは、早い段階から、この体に有害となる劣化物等を吸 着除去することにより健康的で、高品質の油を持続させます。また、エコレは油に内包した水分を分離・蒸発させるため、揚げ物がカラッと揚がります。劣化し た油での事故や客離れを防止し、おいしさで他店との差別化を図ることができます。
02.経費削減
廃油が激減することにより、新油の購入量が減るため、大幅な経費削減につながります。初期費用は、ろ過容器等のわずか数千円のため、リスクの負担が無く、導 入時からコストダウンが実現します。食用油の高騰時にも収益への影響を減らすことができます。(※エコレ新タイプでは数万円となります。エコレTでお試し の上、ご検討ください)
03.高い安全性
エコレで使用している原料は、食用油、しょう油、酒類(ビール、清酒、焼酎、ワイン)、ジュースなどの液体食品の製造で使用される、厚生労働省の食品添加物 の認可済みの原材料のみを使用しています。また、フィルターによって吸着剤は完全に回収されますので、ろ過処理後の油に残ることはありません。エコレ処理 後の油につきましても、公的検査機関(保健所、日本食品分析センター)において安全性は確認されていますので、安全・安心にご利用頂くことができます。
04.環境保護
廃油量が激減することにより、限りある資源の保護、CO2削減など環境保護に貢献します。食品リサイクル法における第一目標は、廃棄物の発生抑制となっており食品リサイクル法等、環境に関する法令においても実績として計上できます。
※廃油は、食品廃棄物となります。環境により優しいのは、「リサイクル」より「リユース」となります。企業の環境に対する社会的責任として、是非ご検討ください。