ご挨拶
昭和60年、個人の顔であり、企業の顔である名刺は、文字を羅列しただけの表札にすぎず、「印刷の原点は名刺」と信じる私は、現在の前身でもある「近畿カード印刷社」を設立。小さな紙面が、一番身近で手軽な、しかし絶大な威力を持つ広告塔であるはず。受注・制作・納品をすべて一人で賄う当時は、それだけでは充分ではなく、ある時は、一度も取り扱ったことのないシールを東京まで仕入れに行き、当日大阪納品。などという付加価値をつける事で皆様に可愛がっていただきました。
以来十余年、「求めるものがあそこにはある」と言っていただけるよう日々営業努力をしてまいりました。めまぐるしく進歩・躍進していく時代においては化石のような印刷業界においても、デジタル化や情報化の波が押し寄せています。我が社でも様々なアナログ機器をデジタル化し、お客様のニーズに的確にお応えできる幅広い制作活動を実施し、より完成度の高い印刷物を目指しています。「たかが名刺、されど名刺」この言葉をいつも念頭に、様々な受注が私にとっての一期一会であることを踏まえて、日々全力投球しております。
限られた紙面に可能性を刷り込む。それが、私達の仕事です。